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乾隆款剔红云龙纹圆盒
カテゴリ:
漆器
時代:
清乾隆

【剔紅海水遊龍紋盒】

剔紅海水遊龍紋盒、高さ9.6センチ、幅7.9センチ。

円筒形で蓋があり、全体に朱塗りが施され、水中を舞う龍紋が彫られている。蓋には2匹、円筒の周囲には4匹の龍が見られ、いずれも自在に飛び回り、躍動感に満ちている。また、黒光漆が塗られた底部には、金象嵌の楷書で「乾隆年制」という縦2行の文字が刻まれている。

本作品は精緻な彫刻と鮮明な鋒鋩が特徴的で、それ以前のものとは一線を画す乾隆年間の彫漆(朱漆を塗り重ねて紋様を彫り表わしたもの)の代表作である。このような作風が生まれた要因としては、第一には明代末期の嘉靖、万暦年間の立体感を際立たせる彫漆の影響を受けたこと、第二には彫漆の制作で気鋭の職人を使ったことが挙げられる。記録によると、乾隆元年に造弁処(皇家の御用品を専門に作る機構)の漆用品を作る部署には彫刻の職人がいなかった。そこで乾隆帝は、造弁処の使用人だった南方の竹彫刻の職人を彫漆に携わらせ、乾隆3年10月14日、彫漆の盒に漆を塗り終えたらその竹彫刻の職人に渡すよう命を発した。こうして乾隆年間における南方の奇抜で目新しく精緻な竹彫刻のエッセンスが彫漆に取り入れられ、その時期の彫漆は鋒鋩が鋭く精密で、立体感が際立っているという特徴を備え、全く新たな美の表現につながった。この海水遊龍紋盒はまさに非の打ち所がなく、乾隆年間における彫漆の逸品である。


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