故宮研究院玉文化研究所は、故宮研究院と故宮博物院学術委員会の指導の下、故宮博物院器物部に依拠して、積極的に学術研究を行い、国内外の玉器と玉文化の研究を推進しています。

当研究所は玉器研究を基礎とし、故宮博物院と主要な博物館や収蔵機関の協力とこれまでに発掘された玉器の資料に基づいて、玉器の材質、技術、構造、真贋、年代測定、性質について研究を進めています。宮廷玉器と玉文化の研究を重点として、宮廷玉器の儀礼制度と使用に関する研究や、皇帝個人の美意識が玉器に与えた影響などを研究しています。

当研究所は学際的な研究を重視しています。玉器と玉文化の研究は地質学や文化学の研究と切り離すことができません。特に歴史学、美術学、民俗学、宗教学などの分野と組み合わせて、より深く、多角的な学術研究を行い、玉器および玉文化の研究と、伝統文化や社会の発展との関係性の研究を進めています。

玉文化研究所は、国内外の玉器分野の専門家や学者の共同研究と交流のプラットフォームであり、総合的で多面的、そしてハイレベルな学術研究と広範な学術交流を通じて、学術研究成果の応用と普及を推進しています。

また、ハイレベルな専門人材を育成し、持続的に発展が可能な好循環を形成し、玉器と玉文化に関する学術研究を根本的に促進しています。

名誉所長：楊伯達

所長：徐琳

副所長：張林傑、黄英