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アルウラ・アラビア半島の奇跡のオアシス展

サウジアラビアの至宝が一堂に会する「アルウラ・アラビア半島の奇跡のオアシス展」が1月6日から3月22日まで故宮博物院の午門西雁翅楼展示ホールで開催されています。このたびの展覧会はサウジアラビアのアルウラ王立委員会と故宮博物院の共催、フランスのアルウラ発展署の協力で行われ、展示総数は230点余りに上り、優れた没入型の参観体験によってアルウラが誇る壮麗な砂漠の川とオアシスの景観、さらには長きにわたり繁栄を続けてきた歴史と文化に触れることができます。

1月5日午前、展覧会の開幕セレモニーが故宮博物院の午門西雁翅楼展示ホールで開かれ、故宮博物院副院長の王躍工氏が司会を務めました。アルウラ王立委員会首席広報官のアブドルラフマン・アルトライリ氏、駐中国フランス大使館一等参事官のシモン・ド・ガルベール氏、故宮博物院常務副院長の婁瑋氏がそれぞれあいさつを行った後、故宮博物院院長の王旭東氏、国家文物局副局長の解氷氏、アブドルラフマン・アルトライリ(Abdulrahman Altrairi)氏、シモン・ド・ガルベール(Simond de Galbert)氏が共に展覧会の開幕を宣言しました。その他、同セレモニーには外交部西アジア・北アフリカ司大使の李連和氏、国家文物局副局長の解氷氏、文化・観光部国際交流・協力局(香港・マカオ・台湾弁公室)副局長の許蓉氏、故宮博物院党委員会書記・副院長の都海江氏に加え、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン、パキスタン、バーレーン、カタール、クウェートなどの駐中国大使または大使館代表、駐サウジアラビアフランス大使、アルウラ王立委員会代表団、フランスのアルウラ発展署代表団、北京の文化・博物館分野の指導幹部や関係者が出席しました。

中国とサウジアラビア王国はそれぞれアジア大陸の東端と西端に位置し、西アジアと東アジアの文明の成果は長きにわたり世界で重要な地位を占めてきました。また、歴史上、東アジアと西アジアの人々によってアジア・アフリカ・欧州の多くの地域や国家を結ぶシルクロードが形作られ、幅広い地域で文化交流が促進されてきました。

「アルウラ・アラビア半島の奇跡のオアシス展」(AlUla, Wonder of Arabia)では、サウジアラビア西北部の都市であるアルウラの7000年にわたる人類の繁栄の足跡を紹介します。サウジアラビアの首都・リヤドの北西1100キロに位置するアルウラは、見渡す限り広がる砂漠の中にあるオアシスです。豊富な水源と広大な耕地を有することから、アルウラは人間が生活を営むのに非常に適した土地で、アラビア半島における香料の交易路の重要な拠点であるのみならず、メッカとメディナを巡礼する上で必ず通る場所でもありました。アルウラには古くは紀元前5200年頃からの数多くの考古遺跡が現存し、新石器時代に作られたムスタティル(Mustatil、アラビア語で長方形を意味する古代の石造りの壁構造)、古代アラビア半島北部に存在した諸王国のうちダダン王国とリヒャン王国の遺跡、ナバテア王国とローマ帝国時代のヘグラ古城、ウマイヤ朝時代の遺跡、アルウラ旧市街など、多くの見どころを持つアルウラは今もなお生命力に満ちた都市であり、世界中の参観者が同地を訪れています。本展覧会は「先史時代から青銅器時代」「アラビア半島北部の諸王国」「文字と言語」「現代のアルウラ」の四つのパートに分かれており、人類がこの過酷な生存環境をいかにしてつくり変え、環境からどのような影響を受けて、この地で奇跡の景観を生み出したのかを紹介します。

文化財を用いて歴史と優れた古代文化を展示し、異なる文明間の相互理解を後押しし、交流を促進することは故宮博物院の長期的な目標です。故宮博物院による本展の開催は、中国の人々と世界のさまざまな地域の参観者がより深くサウジアラビアを知る機会をもたらし、両国民の友情を促すことで、より全面的に踏み込んで「一帯一路」建設に力を注ぎ、人類運命共同体構築にいっそう大きな貢献を果たすものです。


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場所:
午門
日程:
2024-01-06 ~ 2024-04-11
チケット料金
無料
よくあるご質問
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