「文華殿 千秋佳人――故宮博物院収蔵歴代人物画特別展(第四期)」が2024年9月4日、故宮博物院で開幕しました。故宮博物院党委員会書記で副院長の都海江氏、中国農業銀行党委員会委員で副頭取の劉洪氏が開幕式に出席し、挨拶を行いました。また、文化・観光部(省)弁公庁副主任の李暁良氏、国家文物局弁公室副主任の常金国氏、文化・観光部恭王府博物館館長で党委員会書記の馮乃恩氏、梅蘭芳紀念館館長の李立中氏、中国工芸美術館(中国無形文化遺産館)副館長の蘇丹氏、中国農業銀行企業文化部総経理の張波氏が開幕式に出席し、故宮博物院副院長の任万平氏が開幕式の司会を務めました。
故宮博物院党委員会書記で副院長の都海江氏は挨拶の中で、「故宮博物院は習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を指針とすることを堅持し、故宮が受け継いだ中華の優れた伝統文化をありのまま完全な形で保護し、責任を持って伝承・発揚しています。今回開催される『千秋佳人』展は、これまで三期にわたって開催された『廟堂儀範』『林下風雅』『衆生百態』に続いて、『故宮博物院収蔵歴代人物画特別展』の第四期となる特別展で、異なる時代の異なる政治や習俗、流行の下での女性の社会的地位と暮らしぶりの変遷が反映されており、永きにわたって伝えられ、国と家族へと思いを寄せる感動的な物語を見る者に語りかけています。故宮博物院は中国農業銀行と共に手を携え、文化財を媒介として、中国の物語を伝え、国と家族への愛着を発揚し、中華の文脈の継続、優れた伝統文化の伝承・発揚のために貢献しています」と述べました。
中国農業銀行党委員会委員で副頭取の劉洪氏は挨拶の中で、「農業銀行は中国の主要な総合的金融サービス提供事業者の一つであり、支店がすべての県域をカバーしている全国で唯一の大型商業銀行でもあり、常に人を中心とした価値観を堅持し、質の高い発展をテーマとして、農村振興に奉仕するリーディングバンク、実体経済に奉仕する主力銀行となることに力を注いでいます。農業銀行は常に中華の優れた伝統文化に立脚し、中国の特色ある金融文化を積極的に醸成・実践し、金融の力で文化事業と文化産業の繁栄・発展をサポートしてきました。2017年に故宮博物院と戦略的パートナーシップ協議を締結して以来、複数のハイレベルな大型展覧会を相次いでサポートし、金融の力で文化事業と文化産業の繁栄・発展をサポートしてきました」と述べました。
「文華殿 千秋佳人――故宮博物院収蔵歴代人物画特別展(第四期)」は中国農業銀行との共催となります。今回の特別展では、故宮博物院が所蔵する人物画の中から、芸術性と歴史的価値を兼ね備えた貴重な作品83点を選んで展示しています。開催期間は2024年10月31日までで、故宮博物院の入場券で観覧できます。観覧をご希望の方は「故宮博物院」オフィシャルサイトのチケット予約ページから実名にて予約することができます。