「大道の行われる世——儒家文化特別展」が9月29日、故宮博物院で開幕しました。元国務院副総理で国際儒学連合会会長の孫春蘭氏が開幕式に出席し、特別展の開幕を宣言しました。
文化・観光部(省)党組副書記で同部副部長の張政氏、国際儒学連合会常務副会長の丁偉氏、特別展の共同プロモーション企業である周大福珠宝集団副主席の鄭志恒氏が出席し、挨拶を行いました。中共中央宣伝部対外普及局副局長の夏雲海氏、国際儒学連合会特別顧問の辛旗氏、及び文化・観光部、国家文物局の各司・局、国家文物局傘下の文化財保護・研究・展示関連機関、展示品貸出元の中国婦女児童博物館、北京市人民政府関連機関、関連基金会、協会、学会、故宮博物院指導部メンバー、及び退職した故宮博物院元指導部メンバーが開幕式に出席しました。文化・観光部党組メンバーで故宮博物院院長の王旭東氏が開幕式の司会を務めました。
2024年は孔子の生誕2575周年であり、国際儒学連合会成立30周年でもあります。中華民族の結束力と中華文化の影響力を高め、儒学と優れた伝統文化の研究と伝播を促進するため、故宮博物院と国際儒学連合会は共同で今回の特別展を主催しました。
特別展は「大道之行(大道の行われる世)」をテーマに、「溯古尋儒(古に儒家文化の源を探る)」「化成天下(天下を化成する)」「万世師表(万世の模範)」の3つのパートに分けて、豊富な考古学的実証、現存する典籍、収蔵されている文化財を通じて、儒家文化の歴史的形成過程をたどって整理し、儒家思想の核心的な文明理念を詳述し、その広範かつ深遠な影響について展示しています。特別展は2024年10月1日から2025年1月5日まで、故宮の午門展示ホールで開催されます。故宮博物院のオフィシャルサイトでも同時にオンライン展覧会を行う予定となっています。微博(Weibo)オフィシャルアカウント、微信(WeChat)、視頻号(動画アカウント)などのプラットフォームで、この特別展についてマルチチャンネルでマルチ形式の発信を行っていきます。
特別展では、故宮博物院の収蔵品を含む国内外30近くの考古学・文化財保護・研究・展示関連機関の収蔵品380点(組)が展示されています。展示品の貸出元は、国内は山東大学博物館、山東博物館、山西省考古研究院、山西博物院、中国婦女児童博物館、内蒙古(内モンゴル)自治区文物考古研究院、孔子博物館、甘粛省博物館、四川広漢三星堆博物館、成都博物館、江西省文物考古研究院、江西省博物館、武義県博物館、棗荘市博物館、鄭州市文物考古研究院、河南博物院、宝鶏市渭浜区博物館、宝鶏周原博物院、荊門市博物館、荊州博物館、南昌漢代海昏侯国遺址博物館、浙江省文物考古研究所、湖南省文物考古研究院、湖南博物院、湖北省博物館、国外は日本・大阪市立美術館、日本・東京国立博物館、韓国国立民俗博物館。このほか、商丘市文化ラジオテレビ放送・観光局、河北邢台郭守敬紀念館、青島市黄島区博物館、ベトナム国家歴史博物館から、今回の特別展のために重要な映像資料を提供していただきました。
周大福珠宝集団は特別展の共同プロモーション企業として、特別展関連の活動を共同でサポートしています。